福岡ベジキャンとは？
食べ物のこと、温暖化のこと、原子力のこと、・・私たちにとって本当に大切なモノはなんなんだろうって思うあなたと、お店の人達と、そしてみんなが、 ゆるいつながりでもって行う、キャンドルナイトです。
福岡市近郊のお店で開催しますので、あなたもぜひ参加して、たくさんの人達とつながってみてください。
※開催日時、内容等は、それぞれのお店で違いますので、お確かめの上ご参加下さいね。
>> 福岡ベジキャン 参加店舗は、こちら
開催主旨
地球温暖化防止の切り札として、企業はもとより国策として原子力発電の推進を、 またアメリカも原子力発電所の建設を更に進めようとしています。国内では、各所にある原子力発電所から出る放射性廃棄物の処理施設として、 六ヶ所村の再処理施設のアクティブ試験が進み、 年内の本稼動に向けて既に日常的に放射性物質を空や海へ放出しており、 農産物、海産物への影響が身近なものとなりつつあります。
今の時代において、電気を全く使わずに生活することはできませんが、 子孫まで影響を及ぼす危険な原子力発電所を作ってまでその恩恵に浸るより、 自然エネルギーの利用等というもう一つの道を探ったり、 出来るだけ電気を消費しないライフスタイルへ移行することが必要なのだと思います。
もともとキャンドルナイトは、「景気をよくするためにどんどん発電所をつくっていくぞ！」という ブッシュ大統領のエネルギー政策に対する抗議の意志を、 象徴的に表現するためのムーブメント（自主停電）だったのです。
福岡ベジキャンドルナイトでは、ＮＯ（原子力政策に対するハンタイ）ではなく、 YES（その他の再生エネルギーの選択肢や、新しいライフスタイルの提示）を 象徴的に表現するひとつのアクションとして、また具体的な解決策の提示・実践する場として、 ご賛同いただける店舗の皆様と、お客様とでキャンドルナイトを開催したく思います。
福岡近郊のお店で一斉に開催し、多くのお客様に参加していただくことで、 さらに多くの方々にこの主旨がしなやかに浸透してゆくのではないかと思っています。
福岡ベジキャンドルナイト開催によせて
■ベジであることベジタリアンは、その動機やその実践方法によりいろんなタイプの人がいます。 その理由は、健康であったり動物愛護であったり、宗教上であったり・・ また、環境問題やグローバリゼーションがもたらす格差を是正する手段としてベジを選択する人もいます。
ベジタリアンのベジは”ベジタス（vegetus）”。生き生きとして活力あるってことです。 野菜を食べる人（ベジタブル＋アン）ではないんですね。
今の野菜は本来の美味しさが無くなってきていると言われています。 また、野菜だけでなく、食べ物全般に食品添加物や農薬、化学肥料が多く使用されており、食べることでカラダを損なうようになってきています。
私たちは食べたものでできています。
だからその食べ物が持つ生命力「いのち」がどれだけあふれているかということがとても大切なのです。
菜食であることは、生きたものを食べないのではなく、実はその逆で、 本当に生命力にあふれた「いのち」をいただくことなんです。
■六ヶ所村
青森県下北半島の付け根にある「六ヶ所村」で、核の再処理施設の本格稼働が始まろうとしています。
既にアクティブ試験は進んでおり、本稼働すると１年で原子力発電所が放出する放射能を１日で放出するようになります。 それは、煙突から海中に延びたパイプから排出され、空と海を汚染し始め、気流と海流にのり、日本の広い範囲を汚染することになります。
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再処理施設を含め、核を取り扱う施設で放射能事故が起きると、その影響は甚大です。
チェルノブイリで起きた原発事故から２０年経った今も、その地の立ち入り禁止区域は閉鎖され、放射能による健康被害も広がっています。
人が創りあげたシステムは、これまでも、これからも事故を起こすでしょう。
万が一事故が発生したときに、その事故が未来永劫に影響を与えるようなものなら、そのシステムの利用はもう少し慎重であってしかるべきだと思います。
■ベジキャンドルナイト
ベジであることは「いのち」を大切にすることです。 安心して食べることの出来る食べ物をこれからもずっと作って欲しいし、食べてゆきたいと思います。
だから、電力を原子力に頼るのではなく、消費電力の削減や、自然エネルギー等への移行をすすめることで、安心して暮らして行ける社会を創っていきたいと思います。
ベジキャンドルナイトは、地球温暖化と原子力のことを考えるきっかけとして「自主停電」を呼びかけます。
少しだけ電気を使わない時間の中で、電気のこと、食べ物のこと、温暖化のこと、そして私たちの未来のことについて語り合ってみませんか？
